破風板ってなに？（大垣市塗装専門店）大垣Reペイント｜スタッフブログ｜岐阜県大垣市地域密着の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店の大垣Reペイント

破風板ってなに？（大垣市塗装専門店）大垣Reペイント

外壁・屋根材 2023.08.29 (Tue) 更新

岐阜県大垣市、瑞穂市、池田町、養老町、垂井町、神戸町の皆様！こんにちはー。
岐阜県大垣市、瑞穂市、池田町、養老町、垂井町、神戸町地域密着の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店の大垣Reペイントです。
岐阜県大垣市、瑞穂市、池田町、養老町、垂井町、神戸町の皆様はいかがお過ごしでしょうか。

今回は皆さんがあまり耳にしない【破風】についての話です。
風を破るとかいて破風（はふ）と読みます。外壁や屋根のメンテナンスをする際はこの破風も重要な存在になります。

1 破風とは
2 破風板の役割
3 破風板の劣化
4 劣化の危険性
5 劣化対策
6 まとめ

破風とは

破風とは、屋根の妻側の端の部分のことをいい、そこに取り付けられている板のことを破風板と言います。
その名のとおり、雨や風を打ち負かして家を守っています。

破風板の役割

地上から見上げた時にパッと目を引く破風。建物の顔ともいわれ、この部分にこだわりを持つ方もみえます。
では、破風の役割を３つ紹介します。

【防風・防水】

暴風雨などの横殴りの雨など屋根と外壁の結合部分に雨水が入り込むと雨漏りの原因になります。
そんな事態から守ってくれるのが破風です。防水性の面で欠かせない存在。

【防火】

破風板は火災からも守る大切な役割があります。
住宅火災時、屋根裏には防火剤が使用されてない事が多く一度火がまわると一気に延焼しますが
破風板があることによって屋根裏への火のまわりを遅らせることが出来ます。
こういった理由から、破風板には耐火性のある部材を使用しています。

【雨樋の下地】

雨樋は屋根を流れる雨水を集めて地面や下水に導くための装置です。
この雨樋を設置する際に金具を打ち付ける下地として破風板が有効活用されています。

破風板の劣化

大切な役割の破風板ですが時間と共に劣化していきます。破風板の主な劣化原因を見ていきましょう。

【紫外線】

一般的な破風板の耐久年数は20年です。常に紫外線を受け続けているため傷みやすいのも事実です。
特に、南側に面している破風板は塗装が剥がれるといっ劣化症状が出やすいです。

【腐食】

強風や大雨の影響によって劣化していきます。傷んだ破風板に、水が侵入することが腐食の原因になります。

【自然災害】

雪が多い地域などでは、屋根から雪が落ちる際に破風板が破損する場合があります。
また、雨樋の不具合を放置したことで、上手に排水が出来ず水が侵入し腐食するケースもあります。

劣化の危険性

家に雨や風の侵入を防ぐ役割がある破風板ですが劣化をしたまま放置しておくと腐食が進み剥がれ落ちたり、雨水が屋根に入り込み雨漏りの原因に。
また破風板が腐食することで屋根材や外壁材も悪くなる危険性があります。破風板が傷みだしたら、早めに対策を取りましょう。

劣化対策

破風板の劣化対策として耐水性、耐久性の高い塗料で塗装をしたり金属板金巻きという金属板を破風板に巻き付ける補修方法で
防水性に優れ補修を行う回数を減らすことが出来ます。また劣化が激しい破風板は新しいものと交換するのが良いでしょう。
劣化の原因が台風などの場合は火災保険が適用になる場合があるので保険会社に相談してみましょう。